田中太郎

ラ・ラ・ランドの田中太郎のレビュー・感想・評価

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)
4.5
自分の店を持つことを夢にしてるセバスチャンと女優になりたいミアの話

初日でございます。
とにかくエマストーンを見たいがために夜遅くの公演を観てきました。

とにかく語りたい事だらけなのですが、とりあえず好きだったところについて。

前半と後半でストーリー展開を使い分けている印象を受けましたが、とにかくこの映画の前半が個人的にめちゃくちゃ好きでした。
前半はミュージカル部分を多く取り入れて、後半はドラマパートを多く取り入れてる感じです。このミュージカル部分が素晴らしくよかった。

一番最初に車の上で踊るやつはとにかくカメラワーク、そして皆さんのダンス力がすごい。あれ一回で撮ったらしいですよ。。

エマストーンと女性の方達が踊るsomeone in the crowdはサントラ効いてる時から好きだったけど歌って踊るエマストーンは最高に可愛かった。そしてこれもまたカメラワークが流れるようですごかったです。てゆうかこの時の衣装すごく好きすぎる。画面全てが"オシャレ"で埋まっていた

言わずもがな、ライアン・ゴズリングとエマストーンのタップダンスシーンはもちろん最高でした。

照明、セッティング、音響、作曲これら全て今年劇場で観た映画の中で一番好きでした。

キャラクター性ですが、ライアン・ゴズリング演じるセバスチャンは"才能があるのに夢に向かってやりたいことができない"キャラクターに感じました。

それに対してエマストーン演じるミアは"他人に才能を認められないけどガムシャラに頑張る"キャラクターに感じました。
結構正反対ですよね。

正反対だからこそ起こる反発。
からのラスト。

お互いの夢を叶えるために…
というミュージカル映画なのにリアルなオチ、というなんとももどかしいラストはとても心にささりました。

時間をかけてこの映画のラストは好きになることができそうです

ミュージカル映画に慣れてないと結構「は?」ってなる人もいるかもしれない。

正直もっと言いたい事色々あるけど初日だからこれから見る人多いと思うんでこれくらいに…

前半部分の最高感と、エマストーンの可愛さ、画面いっぱいの"オシャレ"を見たい方は是非!
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[この映画のBest俳優]
エマストーン
[脚本面]☆☆☆
[映像面]☆☆☆☆
[ストーリー性]☆☆☆
[オススメ度]☆☆☆☆

[[[最も好きなオープニングクレジット]]]
田中太郎

田中太郎