田中太郎

リンカーン/秘密の書の田中太郎のレビュー・感想・評価

リンカーン/秘密の書(2012年製作の映画)
2.6
昼はリンカーン、夜はヴァンパイアハンター。

もしリンカーンがヴァンパイアハンターだったら…?を軸に作られたアクション映画。

設定だけ聞くとアホで面白そうと思ったが、いざ箱を開けると終始どうでもよく、特別興奮もしない退屈なアクション映画だった。

主人公を筆頭に、全員どうでもいい。
どうでもいい恋愛、どうでもいい行動、どうでもいい過去
リンカーンという設定も足を引っ張っている。ヴァンパイアハンター一筋でやればいいものの、一旦ヴァンパイアほっといて黒人奴隷解放宣言に力入れるもんだから制作人も「ここカットしたいな」的なノリになってるのが凄く伝わる

そして脚本が中学生クオリティ。
ヴァンパイアハンターの師匠がリンカーンに「復讐心を忘れろ。ヴァンパイアハンターになることだけを考えるんだ」的なことを言うけどその師匠は復讐心しかないし
リンカーンとメアリーちゃんの恋愛も恥ずかしいくらいにクオリティが低い

やりたいアクションとかは上手く具現化できていたと思うがそれ以外は全く持って見る価値のない映画だった。
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[この映画のBest俳優]
アンソニーマッキー
[脚本面]☆
[映像面]☆☆☆
[ストーリー性]☆☆
[オススメ度]☆
田中太郎

田中太郎