冒頭の渋滞のシーンにロシュフォールのキャラバンの到着を思い出しワクワクする。映画のオマージュに畳み掛けられつい「お、監督ったら若いなー」とかつい思っちゃった。
やはりあの時代のミュージカル映画の圧倒的凄さをつい再認識してしまうのでした。正直、音楽、ダンスも弱い。物足りなさを感じてしまうのは期待していたミュージカルシーンの少なさもある。時折リンチ的な不気味さを感じる絵作り、これにはどんな意図が?これもそう思わせる監督の狙いかな?と勘ぐってしまう。後、あの雪は「シェルブールの雨傘」の結末の暗示、だよね。
ただ、ダーレン・アノフスキーみたいに化ける監督かもしれないので今後も追ってみよう。
そして音楽は全然ジャズじゃないw それラウンジ。