14年の時を経て待望の続編！
話は前作の直後の話で、最初のヴィランも前作の最後に登場したモグラ男ことアンダーマイナーからスタート！制作側の愛を感じる。
法律で禁じられたヒーロー活動を再び合法化すべくひとりの金持ちがイングレディブルズに話を持ちかける。街に被害を与えない母ことイラスティガールが活動を再開。一方父のMR.インクレディブルは育児に奮闘。ファミリードラマによくある話。
鑑賞中に気づいたのが家族構成があるファミリーに似ている事。はちゃめちゃに暴れたい父・現実主義だがネジが飛ぶと止まらない母・やんちゃな息子・ちょっと冷めた娘・無限の可能性を秘めた赤ん坊。この五人家族はアメリカの長寿アニメ「シンプソンズ」そのものだった。
「サザエさん」が日本の家族の代表であるように、インクレディブルズもこのアメリカの家族代表の縮図にしっかりと当てはめていた。
あるある設定だけど、そこをマンネリ化させないのは流石ピクサー。
今回のいちばんの目玉は赤ちゃんのジャック・ジャック！前作ではほぼ活躍しなかった彼が本格的に能力が開眼し大暴れ！
最高に可愛くしっかりと楽しませてくれた。アライグマとのバトルは記憶に焼きついた！
インクレディブルズの他にも多くのヒーローたちが登場する。みんな個性的な能力ばかり！
名前は忘れたんだけどお気に入りはカエルみたいなおじさん。溶岩のゲロを吐くってシュールな設定がツボ。遠くの物体を自分の怪力で潰す男も面白い！自分で壊した物を片付けたくないって、ヒーロー失格だってツッコミを入れてしまった。
CG技術も14年前とは比べものにならない程に良くなっていて、スーツのキメの細かさに感動！前作で欲しかった技術がようやく見れたのが感動的だし、古い映像も全部作り直したんだろうなってこだわりを感じる。今この作品を作ってくれて本当に良かった。
吹替声優も14年前と同じなのが驚き！声も全然違和感無かったし、再び集まってくれた皆様に感謝！
書きたい事たくさんあるけどまとまりがつかない（汗）でもこれだけは言える。ヒーロー映画好きもピクサー映画好きも本当に楽しめる作品！劇場で観なきゃ損する作品です！
追伸：パンフレットも読み応え抜群で、デザインも良いので是非！
