ウルトラマン映画としては満足！
でも、ストーリー性を求めた作品としては不満足！
初見の感想はこれです。
拾えなかった部分も多々あると思うし、パンフや考察動画見てから再鑑賞したいと思いました。
シン・ゴジラが本当に凄すぎたのでハードルを上げすぎた方も多いはず。
本作は年齢層で評価が大きく変わる作品だとも感じました。自分はTVの初代ウルトラマンは夏休みの再放送で見ていた世代で、リアルタイムではウルトラマンがやってなかった時代なので、メディア展開もほぼない感じでした。なので、あまり思い入れのない方も多いかもしれません。
そんな中自分は食い入るように再放送を見ていた口なので、本作で登場したウルトラマンや禍威獣たちに懐かしさと、リメイクされた新鮮さがあってワクワクしました。
ウルトラマンが飛行状態でくるくる回る演出は当時のフィギュアをそのまま撮影したもののリスペクトだと思ったし、スペシウム光線は当時では表現しきれなかった迫力が垣間見える瞬間でした。
そういった細かい演出にニヤニヤが止まりませんでしたが、ウルトラマンを知らない方は首をかしげることも多かったかもしれません。
ただ、賛否両論が錯綜する作品というのは受け手達が鑑賞後に盛り上がれる要素が沢山あると私は考えるので、今年のトレンドとして成立した本作は成功したのかもしれませんね。
