炎と掟を配信している動画配信サービス

『炎と掟』の
動画配信サービス情報をご紹介!視聴する方法はある?

炎と掟
動画配信は2025年7月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
本ページには動画配信サービスのプロモーションが含まれています。
目次

炎と掟が配信されているサービス一覧

『炎と掟』が配信されているサービスは見つかりませんでした。

炎と掟が配信されていないサービス一覧

Prime Video
U-NEXT
DMM TV
Rakuten TV
FOD
TELASA
Lemino
ABEMA
dアニメストア
Hulu
Netflix
JAIHO
ザ・シネマメンバーズ
WOWOWオンデマンド
アニメタイムズ
Roadstead
J:COM STREAM

『炎と掟』に投稿された感想・評価

安藤昇のデビュー作。なにしろ本物なんでオッかない。菅原文太も出て松竹なのに東映ぽい。でも撃ち合い観てると日活ぽい。なるほど監督は井上梅次。松竹なのは、撮影の川又昂という感じでしょうか。松岡きっこがホステス役でチョイ出演。しかし石灯籠だらけの撃ち合いって珍しい。
安藤昇の映画一本目。これが当たったから安藤昇の長い長い役者人生があるわけで、素人の安藤昇を魅力的に見せつつ娯楽としても楽しませなければならない。下手打ったらどうなるか分からない怖さもあったはず。なかなか難しい「仕事」だが、そう考えると井上梅次はよくやっている。男と男の戦いで勝利する安藤昇ではなく、男と女の物語で敗北する安藤昇で締めたのがうまい。リアル過ぎる素人が勝ち名乗りを上げるより一歩引いて愛する女の幸せを見守るほうが確かに画になる。日本人が大好きな寅さん的な立ち位置、演歌の世界。それはそうと俺は安藤昇にはまったく心動かされない。
安藤昇松竹時代の一本(主演4作目)。日活ムードアクションな展開が最後は東映ギャング映画に。シャープな編集のえらくスピーディーな展開だが、細部にチープさ、駄菓子感がつきまとってカッコよくなり切れない。おっと身を乗り出す冴えたカットがある一方、脇の役者が酷く泥臭い大げさな演技をしてモヤモヤする。一番盛り上がるはずの最後の銃撃戦はキテレツでほぼコント、冗談にしか見えない。魂消る。ただここまでやると井上梅次の特有のキッチュな味、珍品としての値打ちが出た。面白くはないがなんとなく憎めない、切り捨てられない。

安藤は三船敏郎ふうに高速ビンタを連発したり、芝居の途中で裕次郎か旭もどきにギターで弾き語り始めたりと色々試行錯誤中で、そこを見る楽しみもある。ムードアクションのお相手高千穂ひづるが、時代劇で見せた輝きがないのが残念。菅原文太のやくざは東映時代かと錯覚するほど形が出来ていて、コワモテ現代やくざからトルコ風呂での桃次郎的ズッコケ演技まで楽しませる。