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キング・ジャック(原題)のregencyのレビュー・感想・評価

キング・ジャック(原題)(2015年製作の映画)
2.5
周囲から“かさぶた”という有難くないあだ名で呼ばれる少年ジャックが、いじめっ子に怯えながらも、性への興味やトラブルを経て成長していく。
ザッツ・ジュブナイルとでもいうべき、青春映画の王道を行く内容。
ケガした皮膚を覆う“かさぶた”もいつかは剥けるように、常に弱い立場だったジャックも、年下の従兄弟ベンの面倒を見なければならなくなることで、一皮剥けていく。
終盤での彼に待ち受ける苦難は、大人になるための通過儀礼となるのだ。

余談だが、ジャックの兄を演じた俳優がどこか見慣れた顔しているなと思ったら、クリスチャン・マドセンという名前と知り納得。どおりで父のマイケル・マドセンに似ているわけだ。

より詳細なレビューは↓
https://cinemarche.net/column/kingjack-matsu/
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