Yuri

orangeのYuriのネタバレレビュー・内容・結末

orange(2015年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

原作読んでます。まだクライマックスにもなっていないのに、久々に泣けた漫画です。原作が完結していない中で、しっかりとした結末を用意しなければならないお話なので、どうなるのかなと思っていましたが、原作の世界観は壊さず、ちゃんと泣けました(^_^) タイムトラベルのパラドックスを上手く利用していて、奈穂たちが幾ら頑張っても、翔のいない未来はいないままで、新しいパラレルワールドで、翔を救えるかどうかという設定が、初めからあるので、ずっとどこか切ないのが、良かったです。原作と違って、手紙が届くのが、奈穂と須和(竜星涼)の二人だけなのは、五人の必死さの説得力が欠けてしまっていたので、何故変えたのだろう?と不思議に思いました(._.)_ 運動会の五人の必死の想いは、手紙という大前提が、五人全員にある方が、盛り上がったのにと思いました。須訪の、奈穂への想いや視線も、もう少し描いた方が、絡み合う運命の切なさが増したのにと、残念に思いました。色々、カットしなくていいところをカットしてしまっている印象です。山崎くんは、今までは気になる俳優さんではなかったのですが、瞳の中の揺らぎで、翔を上手く表現していて、良かったです。16歳の、一人ではどうすることも出来ない未来を、皆で、必死に考えて、動いて、運命をずらせるかというのを、瀬戸際のラインで、最後の最後までハラハラさせられて、泣かされました。真っ直ぐな純粋な涙で、心が浄化されました(笑)