Tetsuya

ワイルド・スピード ICE BREAKのTetsuyaのレビュー・感想・評価

3.9
8作目はドミニク(ヴィン・ディーゼル)がある理由で敵に周り、前作までの適役デッカード(ジェイソン・ステーサム)が残ったメンバーと協力してドミニクと対決するというかなりアクロバティックなストーリー。
まぁシリーズもここまでくるとそれくらいやらないと新鮮味が出ないのも分かるけれど、前作あそこまで派手にやりやった相手とすんなり協力できるものか?
こいつのお陰でハンは殺されたんだし。。とちょと強引さも感じてしまった。
ドミニクの裏切りっていう設定は賛成だけど、デッカードは実は今回の敵の親玉(シャーリーズ・セロン)とグル(恋人だったとか)でドミニク+デッカードVS残りのメンバーという構図でもおもしろかったんじゃないかなぁ。。。
あっでもそれだと肉体派がドウェイン・ジョンソンだけになってパワーバランスがとれないか。。
難しいねw
カーアクションだけに限って言えばおそらく右に出る映画はないだろう。
他のどんな映画見てもこのシリーズの前では霞んでしまう。
観せるというより魅せる車の使い方(ブっ壊し方)は他の追随を許さない。
ただなぁ。。やっぱりポール・ウォーカーの抜けた穴は大き過ぎるのよ。
雰囲気の似たクリント・イーストウッドの息子さんとか起用しているものの物足りなさ感は否めなかった。
とはいえ、まぁ全体的にはG.W.を楽しむ娯楽大作としては及第点だと思う。
Tetsuya

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