2020

マネー・ショート 華麗なる大逆転の2020のネタバレレビュー・内容・結末

2.4

このレビューはネタバレを含みます

非常に考えさせられる映画でした。
投資という、トリックのような資本主義の仕組みの一端が垣間見える内容で勉強になった。

ブラピが途中、儲かって浮かれて踊っている人に、踊るな!って説教してたけど、なるほどなぁと。
そのやり方で儲かれば、多くの人たちの人生が台無しになると。
ブラピはそういう、人を数字としてではなく、人を人で見た時に、ウォール街に嫌気がさしたんだなぁ…というのはなるほどなぁと思った。

途中、ライアンとか登場人物がカメラのレンズに向かって語り掛けてくるところが、あくまでこの作品はドキュメンタリーでは無いけど、監督なりのやり方で事実を伝えようとしている意気込みのようなものが感じられて良かった。

あとマーゴットロビーとかシェフとかセレーナゴメスに、難しい用語を説明させるのは上手いなーと思った。
正直マーゴットの所はこの人である必要あるのかなー?と思ったけど、他は凄く理にかなっているというか、演出が上手いなぁと思った。

あと、実在の人物が本当にこんなことしました、とか、本当はここでこんなことは行ってないけど映画の展開上こうしてます、みたいな説明を入れる演出も面白かった。

実際に家を見に行ったりストリッパーとか関係者に話を聞いて状況を暴くシーンもおもしろかったなぁ。

ここから「フロリダプロジェクト」に繋がっていくのか…。

これ系の作品、他にも見てみたいなぁと思いました。

あと、これに関しては途中まで字幕で見てたけど当時の用語とか流れが難しくて吹き替えに変えたらすごくわかりやすく頭に入ってきました。
ちょっとした言い方の違いでここまで違うのかと凄く勉強になりました!
吹き替え版の台本書いた方に大拍手!!

後で書く。
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