うたもす

神の一手のうたもすのレビュー・感想・評価

神の一手(2014年製作の映画)
2.8
囲碁格闘韓国映画
囲碁は最低限のルールとヒカルの碁を読んで得た知識しかないので定石も知らないし盤面を見てもどっちが優勢なのかよくわからなかった
でも単純な復讐劇なのでルールを知らなくても全然楽しめる映画でした
アクションも肉弾戦メインだけど結構かっこいいしね
だけどやっぱり囲碁のゲーム性が物語にするにはイマイチなのかもしれない
ゲームが複雑な上にイカサマの余地が少なく、結局は囲碁がうまい人が正攻法で打つしかないので面白みにかける
遠隔で代打ちしてる人間を特定して潰すという展開をもっと多用してくれたら面白かったかも
あと囲碁の勝敗に関わらず最終的には殴り合いで決着をつけるので囲碁で勝負する意味が無いように思えた
でも冷凍庫での凍死をかけた早打ち囲碁対決は結構好き
また準備時間が結構長いのも不満かも
壮大な計画があるなら相応の準備があってたとしても楽しめると思うんですが結局は覗き見と暴力という
そしてストーリーはかなり散漫
漠然とした目的だけを視聴者に提示してくるので何をしてるのかよくわからずあんまり気持ちが入らない
大して掘り下げもしないのにキャラが多く、あっち行ったりこっち行ったり
ラスボスとの戦いを主軸に話を作った方がよかった気がする
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