たかが世界の終わりのみんとのレビュー・感想・評価

独特の世界観とセンス溢れる映像美！
光と影、じめっとした空気感、アップの表情が語る家族の苦悩。
引き付けて離さない何故か癖になる後味の悪さ。
家族愛には甘えがつきもの。
実は他人よりも複雑な関係性はふとした事でタガが外れてしまう危うさを持っているのではないか？
だからこそ誰もが奥底に抱えているふつふつとした部分を突きつけられた気がする。

登場人物は僅か5人そして舞台はほぼほぼ家の中！

それぞれの演技力無くしては成り立たなかった作品ではないか…