ヒメ

ボヴァリー夫人のヒメのレビュー・感想・評価

ボヴァリー夫人(2014年製作の映画)
3.7
監督 ソフィー・パーセス

"この地で幸せを見つけられましたか?"

尻軽女.自己中女で有名な夫人のお話ですが
原作を読んでいないからかこの作品のエマに
私はちょっと同情してしまいました
すいません感情がバカで。

ママの思い出もないくらい
小さな頃からパパだけに育てられたエマ

「 子供の頃から毎晩目を閉じて思い描いたわ
大通りにでた私は馬車に乗って
せわしく歩く人々を見るの 」

裕福な暮らしは結婚の理想だったのかも
しれないけどあの様な贅沢三昧することでも
夫以外のイケメン君と出会う事でもなかった
事実no人妻ですって何度もゆってるしね

クッキーなんか焼いて時間の無駄だ
本ばかり読むな 散歩?寒いからしない
旅なんて嫌い毎晩同じ場所で寝たい と、
いう夫の隣に
旅先で雄大な谷や詩のような湖を見て
感動しましたっていう男性がいたら.?
レオンの"この地で....."っていう
言葉はエマに刺さっちゃったのでしょうね
でも結局レオンやマルキも
高価な敷物やドレス物欲にはしったエマに
関わる仕立て屋も皆おなじでしたね

どんな男女も夫婦も
お互いを認め合えればいいわけで
シャルルが悪いわけじゃない
(でもあの医療ミスはちょっと... ს)
真面目でやさしい夫に相応しくなかった
エマが悪いといえばそうだけど
閉じ込められてると思った時点で悲劇
ひとり女の子だけで勝手に出ていって
生きていけないとゆう時代の不自由さ
かわいそうな人生

哀憫を請うようなミア・ワシコウスカの
視線とか女らしさヒステリックさ
強調されていてよかったです
衣装も絵画のような構図がすばらしかった

エズラ・ミラー〜
フラッシュ配信なってるから
後回しなりそうだけどいつか観てみよう
ヒメ

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