たんちーハウス

猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)のたんちーハウスのネタバレレビュー・内容・結末

3.2

このレビューはネタバレを含みます

猿の惑星創世記シリーズの完結編。

結論から言いますと、前作までが好みでした(..)

前回までのシーザーが育ての親のウィルのような良心的な人間とそうではない人間、または猿側も良心的な猿と攻撃的な猿、どちらにめ挟まれて葛藤、、、みたいな展開が好みでしたし、側近のオラウータンのモーリスと息子のブルーアイズが可愛くて可愛くて。

ブルーアイズの今後の世界を見極めんとする純粋な瞳にウルウルしたものでした。


(以下、ネタバレ)
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しかし、、今作、割と冒頭でブルーアイズが殺されてしまいます( ; ; )
もうこの時点でショックでショックで、、

そして妻と息子を殺されたシーザーが復讐の鬼となり、人間と対峙する、、というのが今作のストーリー。

シーザーは復讐に囚われてしまうし、人間側も前作までのような良心的な人物はおらず、基本的に戦争シーンのようなものが続きました。

結果的には初代の猿の惑星の世界観に繋げなくてはいけないので、仕方ないのかなぁと思いつつ、少し短絡的かなー、なんて。

しかし、波乱万丈な日々を生き抜いたシーザーの人生、と考えるとやはりこの三部作は素晴らしかったですし、今作のシーザーの最期もぐっときました( ; ; )

シーザー、長い間おつかれさま。