koya

キル・ビル Vol.1のkoyaのレビュー・感想・評価

キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)
4.0
★ホームページアーカイブ★

タラちゃん新作「キル・ビル」

もうね、笑いたくて笑いたくてたまらなかった(もうツッコミ所満載)のに何故か、満席に近い皆さん、真面目に観ているのです。

いや~ディズニー・ランドならずタランティーノ・ランドというテーマパークなんですね。これ。

つっこんでるとキリがない。話は復讐、以上。そこにどれだけのネタを盛り込むか、という映画です。

特に後半の青葉屋の決闘シーンは・・・感心と笑いがもう、こみあげてきて感動です。

確かに、流血シーン、多いのですが戯画的でアニメ(日本の石井克人監督監修)でするりとかわしたりしてます。

タランティーノ監督は本当に日本映画が好きなんだなぁ、というのがまず冒頭の献辞からして伺えます。

ハリウッドで『影の軍団』やるんですから。ださカッコイイのです。

日本映画へのオマージュ満載なので日本映画ばなれしている人達は見てびっくりするのでは。。

好きな人は好き、わかる人はわかる、世界で万人向けの娯楽映画、ましてや、オシャレ映画ではないので

その覚悟で観ましょう。

國村隼さん、赤麿児さんとか日本映画の名脇役をしっかり配役している所がいいですね。

一番ナイスセンスで悪趣味~~~と笑ったのはGOGO夕張ちゃん。妙にリアルなんですよねぇ。

女子高生スタイルの用心棒(笑)一番強いのは彼女かも????

ユマ・サーマン、よくぞ、この役引き受けました、えらい!

2003/11/09鑑賞
丸の内ピカデリー1 ( 試写会 )
koya

koya