Pepe

キル・ビル Vol.1のPepeのレビュー・感想・評価

キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)
4.9
IMDb映画トップ250---177位
「タランティーノ」は名前じゃなくジャンル。
今現在生きてる映画監督で間違いなく最も素晴らしい天才監督の1人のクエンティン・タランティーノ監督。

彼の映画を好まない人がいるのはわかるけど彼の作った映画は全て映画史に残る映画
。彼の作る映画全てに彼の世界観があり、
これからも崇拝され続ける監督

初めてこの映画を観たときは
好きじゃなかった、全然日本らしくないしなんか変な映画と思ったけど
映画を勉強して観れば観るほどアクション映画としてではなく映画として最高傑作だって分かった。
2度とこのような映画は制作されないし
特にラスト45分は映画史に一生残る。
50年後にはクラシックって呼ばれるだろうな

あらすじは簡単で
妊娠を機に殺し屋から足を洗い結婚しようとした女性がその殺し屋から襲撃を受け、夫もお腹の子も殺され、自分も4年間の昏睡状態に陥るが目覚め復讐の旅に出る。

日本が舞台なのが本当に嬉しい。
この映画のおかげでどれだけ日本がクールか世界に魅せることができたし
アメリカでも日本の話が出ると必ずキルビルでの日本最高っていう話になる
なのに日本では逆にこの映画非難する人もいる。
これは日本じゃない
っていう意見もあるけどそもそもタランティーノ監督は忠実に日本を描くつもりなんてないし彼が何かを忠実に描いたことなんてない笑
すべて彼の世界観。

あとよく結局主人公の名前関係ないじゃんという意見もあるけど
これは逆に上手なマクガフィンの使い方だと思う、パルプフィクションのアタッシュケースと同じ。

ラスト45分のアクションシーンは間違いなく映画史上最高のアクションシーン。
振り付け、撮影、音楽全てが美しく壮大で天才的。
CGアクションが次々制作される中本当のアクション映画はCGなんて使わないことを証明してる。
この前もアメリカの映画館でリバイバル上映観てきたけどエンドロールに入ったら止まぬスタンディングオーベーションだった
Pepe

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