千葉ちゃんが出ようが、ユマ・サーマンが「コンニチハ」と言おうが、別に喜ばんのよ。
普段マックばっか食ってる私としては、別に寿司とか出されても知らんし。
少なくとも私はタラちゃんの「日本愛」を無邪気には喜べなかった。むしろ、居心地が悪く、気まずい感覚が強かった。
特に、料亭の廊下をオーレン・イシイに連れられた黒スーツ&カトー・マスクのYAKUZA達が口をクチャクチャやりながら歩いていくシーンは、恥ずかしすぎて今舌を噛んで死んでやろうかとすら思ったほどだった。
そんなわけで本作は個人的には残念な作品だったと評さざるを得ない。ただし、日本の監督がこういうトンデモ日本映画撮ったらどうなるのかという興味は湧いた。タラちゃんがどこまで本気で日本描写を構築したかは知らないが、アメリカ人の「あえて」と、日本人の「あえて」では本質的にまったく異なるだろう。というか、恥ずかしすぎて舌を噛み切りたくなることはないだろう。ここは超ピンポイントに三池崇史がキルビルvol1撮ったらどうなるのだろうか。
想像してみると、結構いいんじゃないだろうか。
カトー・マスクつながりでヤッターマン実写化してるしね。
そんなわけで、三池監督、リメイクお願いしていいっすか？
