リベンジするはずがリベンジされる。
良かった点。
・低予算ながら創意工夫が感じられる
・地味だけど要所を押さえている
・クライマックスでの場面転換は良い演出
・クロメルの存在感
悪かった点。
・悪役が少しマヌケに見える
・ニックは無敵じゃないが無敵に見える
・ニックが暴れたくても予算がない
ドイツのアクション映画。
テレビ映画のシリーズ。
ある意味、豪華なテレビドラマ。
ティル・シュヴァイガーが主演の意味がある。
絶妙なバランスを出している。
静と動がある作品で上手く立ち回る。
ただ、何度か暴走しようとして止められる。
意外にもちゃんと言う事を聞いてしまう。
製作陣の熱意が伝わる作品。
ちゃんとした作品を作ろうとしている。
だからこそ出演者も気合いが入る。
主人公は当然のようにキャラが立っている。
脇役だってちゃんとキャラクターがある。
その中で登場するクロメルという人物。
薬物に詳しく、某麻薬組織を追ってきた刑事。
彼の立ち回りで状況が変わっていく。
クライマックスはなかなか強烈な見せ場がある。
期待していなかっただけに良かった。
ティル・シュヴァイガーはいい感じです。
製作陣が本気で良作を作ろうとしている作品。