鑑賞後の独特な余韻。
エホバの証人への信仰が
大きな流れになっているが、
決してそれだけではない
人々が行き交う群像劇。
罪を重ねる人にも愛はあるし
信仰のためにつく嘘もある。
航空機の事故により点が線になる。
見えてくる繋がり。
突き詰めれば突き詰めるほど
答えなんて見えない、
自分の「覚悟」をどこに置くのかを
問われるような作品。
希望が見えるラストなのか、
目の前が暗くなったラストなのか、
行く末は「淋しい」ラストなのか、
解放なのか、誰の選択が正しいのか、
何がベストなのか、
自分の価値観とは何なのか。
心が揺さぶられる。
色んなモノに神様が宿ってるよね♪
という
唯一神という考え方を持たない自分は、
ただだだ信じる神がいる祈りの文化を
羨ましいと思うこともある。
自分をどこまで信じられるのか
というのが今の自分の信仰?で、
そんな自分の心なんて
ゆらぎっぱなしだよねー。
なんて、言葉で締めておきます。
(作品の意図とビミョーにズレるの巻)
全能の神なんていない。
考えさせられる良作だと思いました。