くろねこヤマ子さんの映画レビュー・感想・評価

くろねこヤマ子

くろねこヤマ子

只の映画館好き。
レビューは感覚で書いてます。
社会派ではありません。
理詰めでもありません。

映画(390)
ドラマ(0)

花咲くころ(2013年製作の映画)

3.9

大人が笑わない街に
小さく咲く
少女たちのひと夏の物語。

お互いを好きだし、
庇いあったり、
守りたかったり、
笑いあったりするけれど、
どうしようもない流れが2人を割く。

誘拐婚。

14歳にし
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欲望の翼(1990年製作の映画)

3.8

1960年代の香港。
4人の男女が織りなす群像劇。
ひとときの交わりを
情感たっぷりに描く。

蒸れた香港。漂う色気。
気怠く退廃的な台詞。
切ないラテンの音楽。
動的で量感あふれる映像。

全てが上
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早春(1970年製作の映画)

4.2

キリキリ思春期もの。

齢15歳の(美)少年が
職場の年上女性に恋し、
拒絶され、
精神的に追い詰められ、
悲劇へ向かう物語。

生きる目的を掴みきれない少年は
清らかなものを相手に求め、

相手から
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椿三十郎(1962年製作の映画)

4.3

初期の頃の
編集の荒さがなくなり、
監督の美学が漏れる。

無駄とタルミを取り除き、
映像、台詞、挿入音が
互いに際立つよう、
計算された周到さに唸らされる。

観ていてスッキリと気持ち良い。
それは
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女と男の観覧車(2017年製作の映画)

3.8

カフェソサエティ同様、
ファンシーさを削いだ
ロマンティックな色調。

射す光の色はオレンジ。

女の心が壊れていく様と
それに伴う男の冷めを、
おきまりのカメラ目線で
矢継ぎ早にいっぱい語っちゃうぞ
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パンク侍、斬られて候(2018年製作の映画)

3.3

猥雑で狂った
アナーキーな世界。

ハッタリ浪人が
勢力争いに巻き込まれ、
奇怪な新興宗教の利用を
試みてはみるものの、
カリスマ教祖が
予想外に力を持ち、
奇想天外の展開を見せる物語。

…なんだけ
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レディ・バード(2017年製作の映画)

3.9

飛びたい少女の、
恋に家族に友情に。
日常をもがく様を
テンポ良く
時にコミカルに描いた物語。

わたしに大きな娘はいないけれど、
ママの気持ちにグッときた。
今ならわかる、親の気持ち。

親の心子知
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海街diary(2015年製作の映画)

3.7

原作が好きすぎて
敢えて観ていなかった
海街ダイアリー。

夜の波にのまれて
録画してあったものに
うっかり手を付ける。

原作を読まずに観たら
どんな印象なんだろう。
とっ散らかった印象なんじゃない
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ハートストーン(2016年製作の映画)

3.9

瑞々しく
滲むような痛さがある。

ふたりの少年の物語。

友情の延長線上に
こぶのようにできてしまった
やるせない気持ち。
友情と愛情と。

筒抜けの土地柄、
こぶを隠し貫く少年と
思春期らしさを全
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30年後の同窓会(2017年製作の映画)

3.9

後味も撮り方も
きちんとリンクレイター節。

性格も生き様も
ある悲しい出来事への
向き合い方も違うけど、
気の合うおじさん達が
ヒッサビサに会って旅する
鎮魂のロードムービー。

うまく言えないけれ
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

3.8

アタリ少年12歳。
愛犬を探して
叔父である市長の作った
犬の廃棄所、犬ケ島へ。
ディストピアで
繰り広げられる冒険物語。

水平と垂直の動き。
時に視点のブレない
ズームアップ。奥行き。

後半に進
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ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

3.7

完璧なものが汚されていく
苦さがあった。

お互いの首を絞め合う
独占欲と言う名の
ふたりだけの
恋愛マウンティング。

アンダーソン監督の
心理描写が憎々しい。
(褒めてます)

英国上流社会に君臨
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ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男(2016年製作の映画)

3.7

作り手ドリスを映す。
作り手ドリスを追う。

奇をてらいすぎない
新しさと、
品の良いセンスが、
ドリスの服。

そのイメージを壊さない
その暮らしぶり。
服への向き合い方。
そして彼の性格。

好き
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オール・ザット・ジャズ(1979年製作の映画)

4.0

圧巻のダンスシーン。

ボブ・フォッシーの振付に
ノックアウトされる。
肩甲骨の動きと
腹直筋の強さが試される踊り。

肉体の持つ色香を
スタイリッシュに昇華させた
洗練されたスタイル。
メロメロです
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.2

始まってすぐさま
あの殴りつけたような
字体が目に入った時、
劇場に観に来て良かったと
小さく握りこぶしをギュ。

久しぶりに
好きな作品に当たった。
1/30も観てないのに
そう思える
嬉しさといっ
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The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ(2017年製作の映画)

4.0

コッポラ監督らしい視点。

南北戦争最中の女子寮に
敵である北軍の大佐が
転がり込んだところから
始まる物語。

女たちの眼が、表情が、
それまでのものとは
異なる光を持ち始める。

「異物」が投入さ
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ラブレス(2017年製作の映画)

3.9

観ているうちに
じんわりと冷えてくる。

大人という生き物の上にかかる
黒い、薄い膜を捉えた物語。

愛のない夫婦の元に生まれた
12歳の少年の失踪と捜索。
そこに何かが生まれるのか。

雪の積もった
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

3.7

思いもよらず
政府の内情を記録した
秘密文書が出回った事で、
掲載するか否か
決断を迫られる
ワシントンポストの物語。

家族や会社、人間関係。
潰したくない想いを抱えながら
大きな決断を迫られる
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ホーリー・マウンテン(1973年製作の映画)

3.8

冒頭の。
ガーゼに似た白い布を
厳かに捌く姿が、
茶道で茶巾を
扱う様に似ていて
素敵だな、と思った。

衣装も洒落てる。
惑星で語るところ
SFだったりするところ
永遠を追うことで
生き返ってきたと
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大英博物館プレゼンツ 北斎(2017年製作の映画)

3.7

日本に住まない
北斎愛に溢れた人たちが

北斎について
熱く教えてくれる
ドキュメンタリー。

画狂老人卍を
こんなに愛してくれて
ありがとうって思う。
(改めて凄い画号)

少し退屈な部分もあるけれ
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ターナー、光に愛を求めて(2014年製作の映画)

4.0

ターナー展の開催と併せた
上映会を観てきました。

2020年から新しくなる
20ポンド紙幣の肖像画は
ウィリアム・ターナー。
英国を代表する風景画の巨匠。

彼の人生の中程から晩年にかけてを
そっと
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ル・アーヴルの靴みがき(2011年製作の映画)

4.4

靴磨きを生業とする
さして明るくない境遇に
身を置く初老の男が、

「行き場を間違えた」
黒人亡命少年と
出くわしたことで、

閉塞感のある日々に
膨らみが起こる物語。

見ず知らずの人間のために
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しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス(2016年製作の映画)

4.1

幾度も映し出される
同じアングルの
家路へと歩くシルエット。

その距離や歩き方で
ふたりの心情を写し出す。
縮まってゆく時、
気持ちが重ならない時、
シルエットが語る。

障害を持ち、
身内に無下に
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汽車はふたたび故郷へ(2010年製作の映画)

3.8

縦三列?で
列車に乗る姿は秀逸。
退屈だけれど
嫌いになれない作品。

若き映画監督が
自国の
厳しい規制に耐えかねて
自由を求め、
いざフランスへ。

ところが思い描いていた
映画製作とは程遠く、
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あなたの旅立ち、綴ります(2016年製作の映画)

3.7

シャーリーマクレーンの
しじみのような目が好き。

劇場で予告を観た際、
彼女にピッタンコの
役柄だと思った。

人生の最後を見据えて、
生前に訃報記事を
用意しておこうと決めた
少々身勝手な老婦人と
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.9

大人を包む
甘いだけじゃない
ファンタジー。

話す事に障害を持つ、
チャーミングな掃除婦。
異生物であり研究対象である
「彼」に惹かれ、
彼女自身にも変化が現れる。

相手を理解すること。
ありのま
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少女ファニーと運命の旅(2016年製作の映画)

3.7

時は第二次世界大戦。
子ども支援施設の
幼きユダヤの
少年少女たち。
密告により居場所を失い、
自らの脚で
スイスへと向かう物語。

子どもたちの勇気と忍耐。
密かに手を貸す大人と
身を守るために裏切
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ル・コルビュジェとアイリーン 記憶のヴィラ(2015年製作の映画)

2.4

覚悟はしていたけれど、
想像以上。

もっと舐めるように
建物も見たかった♪
いろいろ辛かったです。

アラニスモリセットが
出てきたところに驚き。

アバウト・レイ 16歳の決断(2015年製作の映画)

3.6

エルたんの透明感に
頼っていない作品。

心と身体のズレを
一致させ、
男性として
生きていきたいと願う
ティーンエイジャーと、
その家族の物語。

黒い血が流れているような
少し浮かんだ作品を
出演
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リバーズ・エッジ(2018年製作の映画)

3.6

映画そのものの事は
あまり期待してなくて、

ラストから
エンドロールにかけて
流れる曲を確認したくて
初日初回を観た。

曲が流れ、
物語の印象が変わった。

待って良かった。
作品のパーツの中で
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バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

4.1

固まっていた人生が
解き放たれる物語。

人種も生きてきた背景も
全く違うふたりに

心の交流が生まれた時、

カフェに集う
ちょっとはみ出た人々をも
温かく包む。

キンキンと
ヒステリックな女は、
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ローズの秘密の頁(ページ)(2016年製作の映画)

3.8

深く暗い沼のような場所で
人生の大半を過ごす
老女ローズ。
彼女が精神病院へ
来るまでの経緯と、
間違いはなかったかを、
とある医師が紐解く物語。

老女の若かりし時を演じるは
ルーニーマーラ。
ちょ
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希望のかなた(2017年製作の映画)

4.3

ハードボイルドに、
シリアスに。

監督らしく
ほのかに暖かく、
笑い少々、
ワサビは多めに。

難民が増えた事から
生まれる問題。

あぁそうだよな、
そういう事なんだよな
と、独特なテンション故の
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アマデウス ディレクターズ・カット(2002年製作の映画)

4.1

劇中の
サリエリ目線で言えば、

神が愛した男
モーツァルトを、
神に愛されなかった男
(つまりはサリエリ)が
彼とのエピソードを
振り返り、語る物語。

180分の
ディレクターズカット版であっても
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アニー・ホール(1977年製作の映画)

4.2

名作。

初めて見たときは
ダイアンキートンの
雰囲気ある身のこなしと
お洋服の着こなしに
魅了された。

あと、
おっさんメッチャ話すやん
って。

大人になって観返すと、
染みるね。染みる。

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マノロ・ブラニク トカゲに靴を作った少年(2016年製作の映画)

3.5

唯一無二の素敵な靴を作る
マノロブラニクの、
チャーミングな
インタビューとともに、
人生をライトに振り返る。

彼は生まれた時から
美しいものに
囲まれていて、
それを靴づくりで
私たちに還元?
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