くろねこヤマ子さんの映画レビュー・感想・評価

くろねこヤマ子

くろねこヤマ子

只の映画館好き。
レビューはノリで書いてます。
そして最近サボっています。
2017年劇場鑑賞数は116本。
もう少し時間が欲しいところ。

リバーズ・エッジ(2018年製作の映画)

3.7

映画そのものの事は
あまり期待してなくて、

ラストから
エンドロールにかけて
流れる曲を聴きたくて
初日初回を観た。

岡崎京子にへと、
小沢健二が書き下ろした曲。


ベレー帽で 少し年上で 言
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バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

4.1

固まっていた人生が
解き放たれる物語。

人種も生きてきた背景も
全く違うふたりに

心の交流が生まれた時、

カフェに集う
ちょっとはみ出た人々をも
温かく包む。

キンキンと
ヒステリックな女は、
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ローズの秘密の頁(ページ)(2016年製作の映画)

3.8

深く暗い沼のような場所で
人生の大半を過ごす
老女ローズ。
彼女が精神病院へ
来るまでの経緯と、
間違いはなかったかを、
とある医師が紐解く物語。

老女の若かりし時を演じるは
ルーニーマーラ。
ちょ
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希望のかなた(2017年製作の映画)

4.3

ハードボイルドに、
シリアスに。

監督らしく
ほのかに暖かく、
笑い少々、
ワサビは多めに。

難民が増えた事から
生まれる問題。

あぁそうだよな、
そういう事なんだよな
と、独特なテンション故の
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アマデウス ディレクターズ・カット(2002年製作の映画)

4.1

劇中の
サリエリ目線で言えば、

神が愛した男
モーツァルトを、
神に愛されなかった男
(つまりはサリエリ)が
彼とのエピソードを
振り返り、語る物語。

180分の
ディレクターズカット版であっても
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アニー・ホール(1977年製作の映画)

4.2

名作。

初めて見たときは
ダイアンキートンの
雰囲気ある身のこなしと
お洋服の着こなしに
魅了された。

あと、
おっさんメッチャ話すやん
って。

大人になって観返すと、
染みるね。染みる。

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マノロ・ブラニク トカゲに靴を作った少年(2016年製作の映画)

3.5

唯一無二の素敵な靴を作る
マノロブラニクの、
チャーミングな
インタビューとともに、
人生をライトに振り返る。

彼は生まれた時から
美しいものに
囲まれていて、
それを靴づくりで
私たちに還元?
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プラハのモーツァルト 誘惑のマスカレード(2016年製作の映画)

3.2

プラハにおける
モーツァルトの色恋と、
ドン・ジョバンニ完成までを
美しく描いた物語。

予告を観て、
衣装・内装・装飾品が
きっと素敵な作品だわ
と感じたから観たわけですが、
そういった観点から眼福
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ルージュの手紙(2017年製作の映画)

3.5


芍薬のように咲き誇る
カトリーヌ・ドヌーヴ。
やっぱり華やか。

数十年の時を経て、
再びひとときを共に過ごす
血の繋がらない母娘。
価値観は違えど、
互いを想う気持ちが
陽だまりのような物語。
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ローラーとバイオリン(1960年製作の映画)

3.9

明るめタルコフスキー。
まだ学生の頃の作品とか。

ご陽気ではないけれど
陽の光感じる明るさが
暖かい。
若い。
赤い風船かな?とか思う。

バイオリンを習いに
音楽学校に通う少年と、
舗装工事を担い
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サクリファイス(1986年製作の映画)

4.2

観ていて
苦しい作品だった。

スライドする画面は
どこまでも美しく
完璧な構図だし、
それは才能だし、
彼の持ち味だし、
変わりないのだけれど。

タルコフスキーが映画的に
表現しようと試みたものは
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(1974年製作の映画)

4.0

身を削っている。

鏡という
それっぽい物質を通して、
タルコフスキー監督自身の
内包された心情を
吐露した作品。

母と妻と息子と
幼き自分自身と
ぼんやりと父が
映し出される鏡。

意志薄く宙を漂
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ノスタルジア(1983年製作の映画)

4.0

初見は学生時代。
あの頃は
この作品の空気感に
包まれるような
気持ちになった。
今回はもっと
客観的に観たというか。

タルコフスキーの
故郷を想う
強い念を感じる作品。

ストーリーとは別に。
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花様年華(かようねんか)(2000年製作の映画)

4.3

美しい映画だと思う。

色、切り口、人の心。
混じり合い、
プツリと切れる
その頃合いが見事で
人間を温かく
救う感じがした。

伴侶に恋人がいるもの同士が
プラトニックに愛を紡ぐ物語。

なんて言っ
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ストーカー(1979年製作の映画)

4.4

2018年。
新年劇場一発目。
ぶくぶくと良い作品に
沈むことのできた幸せ。
ひっさしぶりに観る
ストーカー。

セピアカラーと
グリーンを帯びたブルーグレーの
画面の切り替わりの良さ。
一点透視のア
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

3.5

暖かなものが
自身を肯定してくれる感。

才能豊かな主人公に
親友たちが
引き上げられていく物語。
臆病でいてはダメだ、
きっとうまくいく
唱える事で芽生える決意。

生きて行くって、
自分の気持ちを
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エンドレス・ポエトリー(2016年製作の映画)

4.1

老いて尚
カラフルな人生賛歌を
唱えてくれる
ホドロフスキー監督。

生き方を押し付けようとした
父親から離れ、
独自の人生観と
詩の世界に生きた青年の物語。

生きていることを
生きて行くことを
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ベルサイユのばら(1979年製作の映画)

2.7

何かとすれ違いを
感じる作品。

ドゥミは何故、
この仕事を
引き受けたのかしら。
東宝さんは何故、
ドゥミに白羽の矢を
立てたのかしら。

白いタイトパンツが似合わない
ハの字かつ眉間の広いオスカル
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サンタ・サングレ/聖なる血(1989年製作の映画)

4.3

取り憑かれた恐怖
とは何なのか。
愛と思い込みと
ファンタジー。

サーカス一座の長男坊が、
メキシコ版・梶芽衣子宜しく
眼力のある母親に取り憑かれ
もがき苦しむ物語。

エルポト。
ホーリーマウンテ
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オン・ザ・ミルキー・ロード(2016年製作の映画)

4.1

家畜への演技指導
業界No.1、
クストリッツァ監督。

独特な鑑賞後感。
やっぱり好きすぎる。

ミルクの運び屋と
イタリア人わけあり女が
出逢い、逃げ、そして…
の、物語。

土っぽさ、泥っぽさ、
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パーティで女の子に話しかけるには(2017年製作の映画)

3.7

パンク好き男子と
超カワ宇宙人の
融合物語。

そのチープな感じと、
テカテカした雰囲気と、
不味そうな予感。
それでも口に
入れてしまう感じ。

曇天の中で食べる
ジェリービーンズのような作品。
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ロバと王女(1970年製作の映画)

4.1

妃を亡くした王さまが、
自分の娘に求婚するという
衝撃的な幕開け。

見目麗しい王女は
ロバの皮を被って逃亡し、
そして出会う
イケメン王子と恋に落ちる
古典的ストーリー…なのだけど、

その実、アヴ
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エル・トポ(1969年製作の映画)

3.8

二部構成でお届けする
圧倒的な大自然を
後ろに従えて
繰り広げられる
人間の欲望をも追求した
死と再生の西部劇。

無法者を倒し、
4人のツワモノと闘った後、
戦うことも勝つことも
とどのつまりナンセ
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話の話(1979年製作の映画)

3.6

アニメーションの美しさ。
手のかかった魅せ方。
推敲を重ねた丁寧さに、
ときめかざるを得ない
といったところ。

ストーリーらしきものは
掴めず。
ただただ感性を
研ぎ澄ませて
映し出される夢に身を委
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羅生門(1950年製作の映画)

4.1

ひとつの犯罪が
4通りに描写される。
その食い違いっぷり。

証言するは盗賊と
殺され霊となった侍。
盗賊に犯された侍の妻。
そして見ていた木こり。

互いの言い分は
どれも真実味が薄く、
我が身を守
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26人のコミッサール(1932年製作の映画)

4.0

好きな作品のひとつ
「放浪の画家ピロスマニ」
を撮った監督の
お父上の撮られた作品
ということで鑑賞。

1933年に作られた
上質なアジテーション作品
とでも言うべきか。
ロシア左派万歳という流れ。
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グロリア(1980年製作の映画)

4.1

監督独特の
超クローズアップで魅せる
厚ぼったい瞼の色気。

彼女のつくる表情は
本当にたまらない。
ジーナのハンサムっぷり。
ハードボイルドウーマン。

大きめの上半身、
背中を少し丸めて前のめり、
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草原に黄色い花を見つける(2015年製作の映画)

3.7

ヤサ面の
モヤシ兄貴の少年物語。

小さな恋心あり、
うっすらとした冒険心あり、
でも自分に自信がない故に
黒い心を覗かせる
モヤシ兄貴に
何とも言えない気持ちになる。
なんていうかな所謂思春期、
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ブレードランナー(1982年製作の映画)

-

自分のための覚書。
ノンスコア。

初見は地上波。
金曜ロードショーか何かで
幼なゴコロに
なんか目茶苦茶疲れる話!
とか思った記憶。

2度目は学生時代。
授業の一環で、
ブレードランナーと
メトロ
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

3.8

時空を行き来しないSFは
トキメキ対象外
の、つもりだったのに、
不覚にもウキウキ。

爽やかな多幸感を味わう。
ハリウッド映画観ました!
みたいな。

初代ブレードランナーを
(生死という意味はなく
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婚約者の友人(2016年製作の映画)

3.8

婚約者の面影。
動き出せない女から、
国を越えて探しに出る女へ。

主人公アンナが
ミステリアスな彼に惹かれ、
緩やかに変わって行く姿を
丁寧に描く物語。

動かなければ
知り得なかった事を幾つも知り
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ハネムーン・キラーズ(1970年製作の映画)

3.9

ヒステリックで
マンモス・グラマーな
元看護婦長と、
出会い系文通雑誌を通して
知り合った
手慣れた感じの結婚詐欺師。

詐欺行為のその先の
嫉妬から生まれる凶悪行為。
実話ベースの物語。

胸糞悪い
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三度目の殺人(2017年製作の映画)

3.5

有罪を認めた男の刑を
軽減するために
弁護士が頑張る物語。

その線上に、
見えてくるものと、
気づかされること、
浮き彫りになること。

この物語の内容も
言わんとすることも
わかるのだけれど後味は
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幸福(しあわせ)(1964年製作の映画)

4.3

可愛い妻と子供がありながら
コケティッシュな女性にも
ふわふわと惹かれ、
両方と幸せになろうとした
自分本位の男の物語。

この話、
こう終わるのか…。

そして時折あのラストを
ふと思い返して
タイ
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5時から7時までのクレオ(1961年製作の映画)

4.0

端役贅沢映画。
ルグランにゴダールに
アンナカリーナ。
ちょこっと出てきて
あらあら♪と思う。

病院で受けた検査結果に
死の影を感じ、
その結果を知るまでの間
不安に苛まされる女の
心情と行動。
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パターソン(2016年製作の映画)

4.0

たんたんと続く日々の
小さな変化や
ちょっとした起伏に
焦点を当て、
その日々が続いていくことを
肯定した良き作品。

日常に織り込まれる
優しい詩たち。
まぁるい言葉の粒たち。

ジム・ジャームッシ
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