掃除を生業にするのは嫌なので
真似することはないですが、
心持ちは平山と
近いところでありたいと思った。
緩い緩急がありながらも
淡々と日々を過ごす掃除夫を
淡々と描く物語。同じような日々。
多分多くの人が思うであろう、音楽が良い。
ヴィム・ヴェンダースのお洒落仕上げ。
うん、めちゃ理解。
身体揺れちゃうよね。
ていうかキャストが熱い。
監督のセレクト、誰も彼も良すぎ。
気が合うのかもしれないって
ヴィムと握手したくなった。←
柴田先生が出てきて泣けた。(泣くなよ)
あがた森魚さん、犬山さん、短ちゃん。
わー(はぁと)ってなった。
アオイちゃんは舞台上でしか観たことなくて、
スクリーンで見るアオイちゃんも可愛かった。
不思議な魅力。
人には人それぞれの人生があり
そこに辿り着くまでには
たくさんのバックボーンがあり
色んなことを飲み込んで今の日常が生まれる。
悲喜交々を沈黙と表情で
魅せてしまう役所さんに感服。
同じような毎日にだって
小さな幸せや想定外の出来事や
思い直したり、ほぅ!となったり、
華やかでなくとも彩りはある。
シンプルに生きたい私としては
役所広司に肯定された気持ち。
今は今、今度は今度。