初ソレンティーノ。
美しいってこういうこと！
快も不快も飲み込んでなお美しく遊び心に溢れた映像と音楽。
監督の美学とユーモアに貫かれた作品で、ちゃんと御飯食べたみたいな満足感が嬉しい。
対象を漫然と撮らない、私には無い感覚で、なんでこういう撮り方を？と不思議に思うシーンもある。
でも、筋運びの中で、いま、在るべきように監督が撮っているように見える。
画と音楽が然るべき場所にある。
それが気持ちいい。
カイテルの美しいと醜いの間は、かわいいしかないって台詞が染みた。
サントラ買いました。
ぜひ大画面&高音質なスクリーンで見て欲しい。
