Sios

サウルの息子のSiosのレビュー・感想・評価

サウルの息子(2015年製作の映画)
3.7
同胞を処理するという、おぞましい役目。
人間は、こうした状況を作り出してしまったことがあるのだ。

主人公の過去を知ることなく、居心地の悪いその場所に放り込まれる。
アップの主人公は異常な精神状態で、無感覚に見える。
その奥で続く現実が嫌でも視界に入ってきて、焼き付いた。

ラストの表情が意味するものも、いろいろ考えてしまいます。
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