200marks!まだまだ:(
ヨルゴスランティモス特集二本立て
ユジク阿佐ヶ谷にて鑑賞
家庭を持ち、子孫を残すことが義務付けられた近未来
妻に捨てられてしまった男デイヴィッドは街のルールに従い、外れにあるホテルへと送られる
そこでは45日以内に自分の配偶者となる人を見つけなければならず、見つけられなかった場合は動物に姿を変えられてしまうという運命が待っていた
今作のテーマは日本でいう世にも奇妙な物語的な感じでヨルゴスの中でも比較的現実味があり、さらにSF×恋愛という私の大好物という事もあって終始面白かった
森の中で個々で踊るシーンの強烈さ
瞬間的な恐怖、エロチシズム
音楽をフルに活かし五感に訴えかけてくる手法
身体的機能の喪失と美の関連性に挑戦するらしさ溢れる作品でした
彼の作品のヒステリックさは毎回最後の最後にピークがあるように仕向けられていて、気づけば必ず最後は恐怖で目を伏せてしまっている
