ーちはやぶる かみよもきかず たつたがはー
原作は未読のまま鑑賞。
ただの青春ドラマと思ってみると大違い。
しっかりと競技カルタがどんなものであるか、また百人一首の奥深さもしっかりと表現。
その中で部活動という日本ならではのカルチャーの中で育つ、個人の成長や仲間とのチームワーク。
ティーンネージャーならではの些細なすれ違いから衝突、そしてそれをみんなで乗り越える。
上の句の主役は綾瀬千早ではなく、真島太一だと思う。
彼の上の句で過去の自分と向き合い、乗り越えるシーンに涙が止まらなかった。
劇伴の入り方も全編通して、美しくピアノの音色がとても印象的かつ、シーンを引き立てる最高の演出だった。
総じて凄く凄く胸に突き刺さる熱いものがある良い作品だった!
(絶対原作が良いのだと思う。)
さぁこの勢いで、下の句へ!
ーからくれなゐに みずくくるとはー