このレビューはネタバレを含みます
DCヒーロー譚。
説明が簡潔で分かりやすく、しかも凄く面白い！長尺ですが、あっという間に感じます！！
ヒーロー物よりも冒険活劇の色が強い作品で、グロすぎる海溝王国、ちょっとギャグ寄りの甲殻王国、伝説の化け物など、広大な世界の設定が面白かったです！
また、アクションシーンが凄い！
特に、アーサーとメラが手前と奥で同時に戦うシーンはめちゃめちゃ痺れました…！あんな魅せ方があるんだなぁと感動すら覚えます。
さらに、敵が屋根を突き抜けて落ちたり、変なテンポで槍に刺さったり、戦闘の中にシュールな笑いを入れ込むのが非常に上手な作品だと感じました。格好良いだけでなく、適度に笑えるのが凄く好みです。
あとは、ヴィランであるオーム王には結構同情してしまいました。
許嫁のメラ、参謀のバルコ、身近な人をみんなアーサーに取られていくし、追われるし、歪んだのも母が殺されたからだろうし…。続編があるなら、是非とも活躍の機会を与えてほしいです。
エンディングではブラックマンタが再登場してましたが、これだけ強くなったアクアマンに今更対抗出来るのでしょうか？
あのダサすぎるコスチュームも一周回って好きなので、見てみたくはありますが。笑
ジェームズワンの凄さを改めて思い知った一作でした！
シャザムも良かったし、これからのDCはほんと楽しみですね！！
