ぺち

オーバー・フェンスのぺちのネタバレレビュー・内容・結末

オーバー・フェンス(2016年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

#わたしたちのみたい映画たち@テアトル新宿

この作品はジャケットの雰囲気とかキャストの良さとかで何年か気になり続けてたのに観れてなくて、9月の作品だから今度こそ見よう〜と思ってた矢先に!
藤原季節が好きな映画としてこの企画に選んでくれて、うわぁあ、となり見に行きました🥹

いやぁ、思ったとおりというか好きな映画だった、、、これだから邦画を観たくなっちまうんだよ〜〜〜結局🦢🥲✨✨✨


ラスト含めて3回は映画観てる最中に「好き〜〜〜!!!!!!!!」て大声で叫び出したくなるシーンがあって凄く胸が高鳴った、1回目は紛れもなく聡が赤い服を着て一人で踊り出すとこ、息も止まるくらい惹きこまれてしまって白岩と同じ顔して観てた多分、、、聡の不思議な世界観を彩るような作中の音楽も印象的でよかった、
そして2回目、ここも大好きだったんだけどキャバクラで白岩と聡が踊るシーン、、ここが一番胸が高鳴ったかもしれない、本当に大好きなシーン、ほんとに😭😭😭😭
この世には白岩と聡しか存在してないんだって錯覚してしまうような、周りに人たくさんいるけど2人だけだったシーン、最高に好き
3回目は当たり前にラストですね!!!!!蒼井優ちゃんのあんな弾ける笑顔で終わる映画が良くないわけありませんがな!!!!!!!!!


この作品で描かれている全部を咀嚼しきれている感覚はまだなくて、どこか不思議で強烈な世界に一瞬迷い込んだみたいな感じもあり、まだ脳みそがちょっとほわほわ気味、
何というかこれはただの恋愛映画ではないってことだけはハッキリしてる、、ラストは気持ちよく明るめに締めてくれるけど、でも観終わった後に作品全体を振り返って深い余韻を残すような映画だった、 
一個一個のシーンが絵みたいに記憶に鮮明に残ってる、動物たち解き放ってるシーンとかさ、、ラストも含めて“オーバーフェンス”このタイトルが染みてくる、、もっと時間をかけて解釈しなきゃいけない気がするし原作読みたくなってきたしまたちゃんと見返さなきゃいけないと思う(原作の人、これまた私の好きなそこのみにての人なんだ…好みだな……草の響きも途中まで見てんけど良い)
蒼井優ちゃんの感情爆発のエネルギーが凄まじくて、、これ以上ないキャスティングだった、オダギリジョーと蒼井優のキャスティングした人に、まじで金一封、、、あの空気感好きすぎる、、、
あと季節さんも言ってたように脇を固める俳優陣たちもみんな良くてですね、、私はやっぱり松澤匠さんの演技も顔も好きだし、森くんを演じた満島龍之介も、素のおちゃらけてるイメージから掛け離れた「あ、やばい、人殺しそうな目してる」と感じる負の感情腹に抱えてる人なお芝居もよかった、、


にしても本当にこれは蒼井優ちゃんの映画だったな、彼女は本当に何というか魅力という魅力の詰め合わせな感じがして最強無敵な女優さんだと思ってる
ぺち

ぺち