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シャドー・オブ・ナイトのすべりのっとのレビュー・感想・評価

シャドー・オブ・ナイト(2018年製作の映画)
4.7
スタイリッシュな「ザ レイド」とは全然別モノの泥グチャゴアファイト映画。
家族を失った少女の姿を見て凄腕の殺し屋が組織から足抜けしようとするというシンプルな筋。

刃物も牛骨もスタンバトンも鋼線も丸ノコも容赦なく使う。勿論銃も。
肉屋で死体処理するのは当たり前だよねってくらいに殺る気まんまんの世界。
本当に多種多様、敵も味方も殺意バッキバキ。
数回ある戦闘ごとに血塗れのジョータスリム兄貴が鬼神のごとく突っ立ってる画をたくさん観れるのがお得感がある。かっこいいぜ。
クライマックスにはイコウワイスとの贅沢な激アツタイマンバトルを拝める。

敵キャラが大勢で来ているのに隙のある時に連携して襲いかかって来たりとか来なかったりとか、
逃げる味方キャラを手の空いてる敵が追わなかったりとか、
致命傷食らっても結構動けてたり、笑っちゃうくらいめちゃくちゃタフ過ぎて昔懐かしい映画の感じがあってそれがなんだか面白い。