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この世界の片隅にのYRFWのレビュー・感想・評価

この世界の片隅に(2016年製作の映画)
4.0
アニメーション作品であつりり描いているのは原爆投下の惨劇。
ストーリー自体は切なく残酷。
なのに主人公は明るい。
このギャップを自然なものにしたのはのんちゃんに依るところが大きい。
主人公、すずのことを観てる人は好きになって、好きになって、知らないうちに大好きになってる。
だからこそ涙が止まらなかった。

すずは色々な意味で魅力的な人だった。
絵を描くときは自分の姿を客観的に見れてるからこそ自分を絵に登場される。
すずはたぶん僕らとは違う視点で物事を見ていた。それが常人に見えないものが見えることに象徴されている。
全力で目の前のことに取り組んでいるのにどこか客観的であり冷静。
本当にステキな人だった。
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