そう結局ピクサーもディズニーに

この世界の片隅にのそう結局ピクサーもディズニーにのレビュー・感想・評価

この世界の片隅に(2016年製作の映画)
4.1
2019年 126本目

死ぬことがどれだけ辛いのか、ではない。
生きることがどれだけ辛いのか、とすら思い始める日々。

目に見えて苦しくなる生活。自身や家族にも起きる悲劇。その中での自分の存在価値。それでも懸命に生きなければいけない。これがどれほど辛いことか計り知れない。

黙ってても必ず明日がやって来る現代では、到底想像出来る日常ではない。
マイペースな主人公のすずだからこそ、感情的になる描写は余計に印象的で苦しくなります。