マシューヴォーン監督さすがです。
これはまさか“あの作品"とクロスオーバーさせるのか?楽しみなシリーズが増えた。
これはあくまでもスパイ映画ではなく、スパイコメディ映画。ここ大事。
ジャンルがコメディになるだけで内容がなんでもアリになってズルい気もしますが、面白いものは面白い。映画ってそもそも娯楽だし。
主人公である女性小説家が、自ら描くスパイ小説の空想をベースに展開が進むのかと思いきや、
出会ったスパイが味方になって悪組織を成敗するのかと思いきや、
味方に裏切られ、新たな敵を欺くかと思いきや、
その結果敵がもはや誰なのか分からなくなるかと思いきや、
1作完結映画かと思いきや、
とまぁ、何度も何度も怒涛の展開。全てのチャプターが面白い。
本家キングスマンのオマージュもたっぷりで娯楽映画の真骨頂。改めて、さすがです。