この世界の片隅にのおさむちゃんのレビュー・感想・評価

つくりが細やかなところまで行き届いていて身近にリアルに感じられた。

普段何気なく食べる白飯の有難さ。

どんどん色合いがなくなっていく世界が悲しい。

能年玲奈のハマり具合たるや凄まじい。引き込まれて入り込んでしまう。
これに比べるとやっぱりジブリのミスマッチ感は否めない。

この映画の良いところって戦争が主題じゃなくって、すずちゃんの心情が主題になっているところだと思う。説教臭くならず、戦争の影響の大きさを感じることが出来る。

必死に生きる力強さもあるものの、こんな時代はとにかく御免被りたい。