ソイレントグリーン2022

顔のないヒトラーたちのソイレントグリーン2022のレビュー・感想・評価

顔のないヒトラーたち(2014年製作の映画)
3.7
アウシュビッツやメンゲレの事は知っていました。いや、知っているふりをしていただけという事がこの映画を見て判明しました。

ナチスと同時代を生きたドイツの人々がその当時を戦後十数年経て どのような感情を抱いているか、、、

そういう事に思いを巡らす事は 私自身まったくありませんでした。

正義を貫いて猪突猛進する主人公のラドマン検事。いつの間にか孤立して周囲から人が去ってゆき四面楚歌に。メンゲレや他の大物達はなかなか実態を捉えきれない。

ラドマンの焦りや恋人との不仲もあって
この辺りは見ていてとても 辛い気がしました。

ラストのエンドロールの説明文は、とても重い内容でした。私が知らない世界、知識を拡げてくれて感謝です。