Saako

カミーユ・クローデルのSaakoのレビュー・感想・評価

カミーユ・クローデル(1988年製作の映画)
3.0
図書館での上映会にて。
2時間を超えたあたりで数名退席。確かにちょっと長い。
私も退席しようか迷ったものの、最後の1時間カミーユが狂っていってからが流れが加速し見どころだったので最後まで頑張ってよかった。

10年以上前に、テレビで30分間のアート番組でロダンとカミーユの二人について知り、その番組によると精神病院に入院してからは30年間、死ぬまでひとつも作品を作れなかったとか。
救いが無さすぎる。
才能を無にさせてしまう、人生を棒に振らせてしまう恋の恐ろしさ。

この作品は映画館で見たらもっと刺さっていたかも。
たまに円盤になってない配信もされていない超貴重映画の上映をやってくれたりするこの図書館の上映会はありがたいのだけど、固い椅子の上でなんだかやたら眠くなる。観客喋るし。映画館の凄さをある意味、実感する。
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