カミーユ・クローデルの作品情報・感想・評価

「カミーユ・クローデル」に投稿された感想・評価

鳥

鳥の感想・評価

2.6
ロダンの愛人カミーユ・クローデルの自伝。弟の作家ポール・クローデルはキリスト教の自己犠牲愛を過激に表現した小説を書いているので、対照的な姉の思想とカミーユの存在がいかに影響を与えたか興味深い。
Cem

Cemの感想・評価

4.8
「私から若さと才能を奪った!!」と怒り狂うアジャーニ綺麗…
精神崩壊していくイザベル・アジャーニがたまらなく美しい✨

内縁の妻がいる彫刻家のロダン、その愛弟子の彫刻家カミーユ・クロデール(アジャーニ)との三角関係が15年も続きます

内縁の妻と別れない優柔不断なロダンから去り、一人孤独に作品を造り続けるも世間からは全く評価されず…
じわじわと精神崩壊していき、あんなに愛していたロダンをも憎み攻撃的になっていきます

統合失調症と診断され精神科に入院、30年間一度も外に出れず精神科で生涯を終えるカミーユ・クローデル
美貌と才能がありながらもロダンに捧げ全て失い、母との仲も悪いままで面会には弟しか来ないとか悲しい

実話なので更に悲しくなりました

アジャーニが下手くそな気持ち悪い厚化粧をし、頭のイカれたキチガイおばさん化しても凄く可愛いし綺麗なのは羨ましいw

ポゼッション同様、後半アジャーニの狂気は素晴らしい
でもポゼッションの狂気とは違ってこちらのは気持ちもわかるしとても悲痛すぎて苦しくなった
ロダン出て来いや!オラァ!みたいな感じで発狂、ロダンの家に石投げる姿はとても痛々しくて言葉が出ません

ロダンと別れ、結局残ったのは老いた自分だけ
ロダンは特に失ったものはないし、変わらず内縁の妻と幸せにやってるってのがもう虚しいし孤独だし死にたくなると思う

お父さんが弟の詞を朗読してるシーン良かったー!!
詞の意味もよくわかってないのに泣けたw力強くて痺れましたw

見終わった今もどんよりした気分w
女視点からの感想ですがかなりきっついお話でした💧
カミーユ・クローデル [DVD]
「アデルの恋の物語」と重なる要素を所々に感じました(時代もほぼ一緒だったかな?)。自分の内面で湧き上がる感情をエネルギーにして作品を作り出す、その過程は破滅的ですが美しいです
monaminami

monaminamiの感想・評価

4.5
美しすぎる狂気でお馴染み、アジャーニ様がカミーユ・クローデル!メッシに見えて仕方がないドパルデューのロダン。
繊細で感性が強すぎたせいで辛い人生を送ったカミーユ。決して幸せとは言えないのに残された作品は今も人を魅了して止まないのが芸術家故の運命なのでしょうか。
後半しんどいけど、にゃんこ'sが癒してくれた。
今なら#metooされてしまいそうね。
otom

otomの感想・評価

4.2
我が家ライブラリより。自分の中で超絶可愛いと常に話題のカミーユ・クローデル。の人生のお話をこれまた美しいイザベル・アジャーニが演ずるとこれだけで贅沢企画。ロダンとの痴情のあーでもないこーでもないの見せ方はともかくとして、アジャーニ嬢にほぼポゼッション化のボロ雑巾みたいな役をやらせたら敵なしだな。良作。

このレビューはネタバレを含みます

重い…長い…見てぐったりする。カミーユ・クローデルって良く映画化するよね。そんなにドラマティックな人生なのか…と軽い気持ちで見始めたら、なんというかすごく心理的にバイオレンスな人生だった…。芸術と愛に対して情熱の炎を燃やした美しいカミーユは。でもその炎は留まるところを知らず、自らを焼き尽くしてしまったんだね。

演じるイザベル・アジャーニは圧巻の演技。類稀なる美貌の中に常に危うさを孕んでいて、やがて狂気と疑心に囚われていく様が凄い。絶叫が胸に残る。最後には弟だけが心の拠り所になっていたけど、弟だけではもう彼女を癒すことは不可能だった…可哀想だし切ない。

というかロダンが超絶にクソ野郎すぎるんだよ、なんだあいつ!!!笑 浮気性なダメ男な上に、自分の立場を利用してカミーユの芸術性を食い荒らすというね。カミーユに憎まれて当然というか、よく誰にも殺されず天寿を全うできたな笑 あの特徴的なヒゲ面がまた憎たらしい。それでも芸術家としては超一流なんだけどね。

という風に、カミーユ・クローデルの人生を凄い熱度で描いている本作。ドキュメンタリー映画風な抑えたタッチで175分もあるので、本当ぐったりします。
McQ

McQの感想・評価

3.8
天才彫刻家オーギュストロダンの愛弟子であり愛人であるカミーユクローデルの狂気の物語。

これまた「狂気」と言えばのアジャーニ嬢による圧巻の演技!!

天使のような瞳を持つピチピチの19歳から灰にまみれ精神崩壊する48歳までを大袈裟な特殊メイクをするまでもなく、声色や表情だけで表現!

「アデル〜」も中々強烈だったけど、更に上乗せする強烈さで、アデルの内容がほとんどぶっ飛びました、、笑

これは狂気の何部作目だろうか?
シリーズ化出来そう、、

ロン毛じゃないドパルデューは初めて見たかもしれない。
chof

chofの感想・評価

3.7
長いのに、一瞬も見逃したくないと思えた芸術性の高い作品。彼女の才能に惚れ込むも決断のできないロダン、情熱的な作家であると同時に誰にも救えないほど繊細なカミーユ。どちらが悪いと言うのではなく、2人の異質な性質がこの結末を生んでしまったのだと思う。とにかく主演のイザベル・アジャーニが可憐で、狂気に満ちていて目が離せない。全てを捧げ全てを失った、才能によって人生を狂わされた女性。女性にこれほど肩入れして映画を観たのは初めてかも、若さと才能を奪われたという嘆きが悲しい。あと弟のポールが終始素敵だった。
ル・シネマで鑑賞。映画館を出た瞬間、自分が何をしているのか、どこにいるのか、しばらくの間現実に戻ってこれないような感覚を味わった映画でした。
Animo

Animoの感想・評価

4.0
なんといっても、イザベル・アジャーニ。
狂気をはらんだ人物を演じさせたら右に出る者なし。
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