ランボーでありたい

残穢 住んではいけない部屋のランボーでありたいのネタバレレビュー・内容・結末

2.5

このレビューはネタバレを含みます

お宅の穢れは大丈夫ですか?その怪奇現象も実は・・。
監督は中村義洋。出演は竹内結子、橋本愛ら。橋本愛の生足を久々に見た感がありました。

うーん。悪くない気はするけど。なんだろうこのモヤモヤは。
映画自体の作りがそうさせるのでしょうが、豪華出演人で再現VTR撮った”心霊特番”を見てる気分でした。でも昨今の飛び出す貞子だのアイドルに頼るしかないクソホラー映画なんかより、まだこれの方が何倍も好みです。

基本的に謎解き・原因究明がメイン。おっかないシーンはアクセントといっても言いぐらい。
過去を知るものや被害者に関係のある人の証言(インタヴューに答える人のような画角が特徴的)を聞きに行って新情報GET。真相が明らかに!!と思ったら新たな謎が・・の繰り返しみたいな感じ。数ある心霊現象の一つでしかないと思っていた小さな事案が、とんでもない大きな話になっていくのはなかなか面白かったです。短編の数珠繋ぎで最後輪っかになる、的な。

原作が”真面目な「怪談新耳袋・殴りこみ!」”見たいなもんだと知ってそちらも大変気になっております。(たぶん間違った解釈)綾辻行人とか平山夢明とかが本人役として出てくるようで面白そう。(劇中にも偽綾辻とか偽平山出てきたけれども)

年度が変わって新生活を始める方。初めての一人暮らしで今からウキウキが止まらない新入学生におすすめ。新居でさっそく不安になれ!!そして頑張れ!!

*劇中のばあさんが発する名言。『沸いて出る!!』がしばらく忘れられそうにありません。

沸いて出る!?そう。沸いて出る!!