新惑星への移住のため5千人の乗客を乗せた宇宙船。そこでトラブルにより、ひとり到着より90年はやくコールドスリープから目覚めてしまった男の物語。
撹拌機の先端のような宇宙船のデザインと、内部の想像の未来が具現化したようなデザインがみているだけでワクワクしたので、主人公が船内を移動するだけで面白かった。孤独との闘いや葛藤は、サバイバル感優しめの宇宙版キャストアウェイみたいだなと思いました。登場人物はかなり少ないですが、主演が人柄に好感がもてるクリスプラットでよかったなと思いました。そしてマイケルシーンのバーテンダーアンドロイドが表情や台詞に愛嬌があってすごく好きでした。
物語は次々とはやめに展開が進んでいくので飽きずに最後まで観られましたが、とくに後半がやや強引でうまくいきすぎだな〜と違和感を感じるシーンが多かった印象でした。生き残ったあの人物の目覚めたあとの表情や行動をみたかったので、十分面白かったけど欲を言うなら余韻をあとちょっとだけ…おしい！とも思いました。
