ようやく3作見ることができました。シリーズ通して、高水準な完成度でしたね。今回は千早が行きつ戻りつ悩みます。そんな千早を影で支え続ける太一(千早本人は気づいていないのかもだけど)も、あえて千早を突き放します。新も自分と向き合い、悩み続ける。それぞれがもがき抜く青春。
松岡茉優さん演じる詩暢ちゃんが強烈ですね。かるた競技には天才的な能力を発揮するけど、コミュニケーションとか、テンションの浮き沈みとか、他の部分が普通の人と何処かズレてる。見事な演技だったと思います。
今回目をひいたのが、風景描写でしたね。夕焼け空や雲の風景、これが挿入されることで、作品に緩急が出来ている。綺麗でした。
個人的に3作見終えて、机君のポジションがとても良かった。
「一人で何でも出来ると思ってたけど、今はみんなといるのが楽しい」
彼は良い友達に巡り会えましたね。
中盤、吹奏楽部がかるた部を応援する為に演奏するのが、エルガーの「威風堂々」。
僕、この曲大好きなんです。これだけでテンションが上がる‼︎
結びまでを順番に通して見たら、みんなの成長が見ていて楽しかったでしょうね。これは結びも見返さなければ。
それにしても、広瀬すずさん、お姉さんそっくり‼︎白眼剥いた爆睡ぶりも堂にいってました(笑)。
