大悟

スパイダーマン:ホームカミングの大悟のネタバレレビュー・内容・結末

3.3

このレビューはネタバレを含みます

MCU用スパイダーマン
1.リスタート
以前のスパイダーマンは、もう少し大人で、もう少し芯がありながらも、苦悩に満ちていたのがスパイダーマンの中の人、という感じだっだが、本作はその重さをだいぶ減らした感じ。
学生がドタバタと放課後にスパイダーマン活動をするのはほのぼのしてて良いが、既に過去に通った内容(大きな力には大きな責任が伴う)という示唆が、チープな展開で見せちゃうのは何かなぁ、という印象。
そう言う苦悩はもうやったじゃん?という感覚です。
若さゆえの焦りだったり、不完全ヒーローの描写はいいんだが、これでアベンジャーズへの道、というのもなぁ。従来よりも、軽さが否めないキャラ感が。
高校生だからか、「Awesome, awesome」何回言うんじゃ。日本のヤバい言ってる学生と同じようなもんかしら。

2.アイアンマンと悪役
そう言ったリスタートを踏まえて、アイアンマンの絡みを増やして、MCU側の要素を入れている本作。
「スーツを着る資格」の話や、「最後の新メンバー加入」の話の流れは流石トニー。

一方で、悪役ヴァルチャーの考えも分からんでもないが、それに対してのスパイダーマンの「でも悪いことは悪いことだよね!」というイージーな対話がうーん…。
まさかのリズの父親という線を全く考えずに見てたせいで、玄関開けたらヴァルチャー登場は、思わず「うぇっ!?」となった。
大悟

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