このレビューはネタバレを含みます
序盤★1.5 中盤★1 終盤★2
(初見トータルスコア★1.5)
地上波初放送吹替版鑑賞。
これが新スパイダーマンなのか…。
サム・ライミ版スパイダーマンの良さは微塵もなく、
どちらかといえばマーク・ウェブ版の悪いところを引き継いだような世界観。
これ新シリーズの始まりだよね?
なぜピーターはスパイダーマンになったとか、そういうのはもう省いちゃって良いんですかね?
いや、面白ければそんな経緯は続編で描けばいいと思いますよ。
しかしこの程度のクオリティーでは気になる点も多くモヤモヤ…。
どうせここまでバカなら
マイケル・キートンは
『バードマン』的なのより
『バットマン』として出てきてくれ!🤣
終盤の展開はなかなか面白い。
しかしその良さを活かす脚本ではないので基本つまんない。
言い方は悪いが完全にお子ちゃま向け、
影のないヒーロー(光り)なんてヒーローじゃない!
っという自分のヒーロー像からは程遠すぎるスパイディーにアメスパ同様なんの魅力も感じなかった。
これはスパイダーマンではなく
『アベンジャーズ/スパイダーマン編』
程度の作品でしかない。
2019年190本目
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2022年305本目・再鑑賞(+短編15本)
初見時は単体の“スパイダーマン”を期待してたのにアベンジャーズに組み込まれたスパイディーに落胆しスコアは★1.5となったが、
今はMCUを時系列順に観ているので物語の背景を理解出来たので基本スコアの★2とする。
パーカー青年の成長だったり、スターク社製高機能スパイディースーツ頼みではなく“スパイダーマンの素の能力”で解決する辺りも悪くはない。
ただやはり長年スパイダーマンを“単体”で楽しんできたのに“企画物”として吸収されてしまった一抹の寂しさが常に付きまとう。
まっそれがマーベル・シネマティック・ユニバース、略してMCUなる連動企画なんで仕方ないけどね…。