片腕ファルコン

天皇と軍隊の片腕ファルコンのレビュー・感想・評価

天皇と軍隊(2009年製作の映画)
3.4
皆様がハロウィンで盛り上がる中、何故、私だけこんなお堅い映画を見に行ってるんだ。。。

別に右翼の者でも左翼の者でもありませんからね!!(汗)

むしろ、一般人より知識が足りなくて…憲法9条が変わると具体的にどんな結果を招くとか色んな専門の方の話を聞いてみたくてコレを見た訳です。。

そもそもこの作品はフランスを中心に30ヵ国で放送されたTV番組で、戦後からの日本の歴史が説明されていて非常に分かりやすかったです。
※古い映像に英語字幕付いてるんですが日本語字幕も欲しかったです。何て言ってるか聞き取れないというのが残念。。
三島由紀夫の演説も衝撃でしたがやっぱり聞き取れず。。

ちなみに、2009年なんですね!作品で取材は20006、7年頃の物で…この頃から憲法9条、慰安婦問題について熱く議論されていたんですね。。いかに自分が無知なのか思い知らされました。。すいません。。

そして、タイトルにもあるように(昭和)天皇の在り方ついても知らない事を色々綴られてました。1975年移行、靖国神社に参拝していない、とか。日本ではどうしてもタブーな部分にも触れていましたね。

アレクサンドル・ソクーロフ監督の『太陽』とか最近では『終戦のエンペラー』と海外発信の映画でしかあまり描かれないですもんね…。
監督曰くフランスでは天皇制度を非常に興味もってるらしい。

そして来年辺りに天皇制度の見直しの議論が始まるだろうと監督言ってたけど本当なんだろうか…。全くピンときません。。。