飛べない豚

或る終焉の飛べない豚のレビュー・感想・評価

或る終焉(2015年製作の映画)
3.7
汚物まみれのお尻を拭けるかと言われたら、例え肉親でも今の所無理です(T_T) そんな家族でも嫌がることを親身になってやってくれる終末ケア専門の在宅看護師。友達のように接したり、家族以上に寄り添ったり。なのに最後は必ず死別しなければならないなんて仕事だと割り切っててもその虚しさたるや、いくらジョギングしても気は晴れない。

生きてるだけで儲けものとは言うけれど、汚物を垂れ流し、食べ物を戻しまくり、薬の副作用でボロボロになってまで生きてたくない人がいるのも当然。ぴんぴんポックリが本人にとっても周囲にとっても一番幸せなのか(-_-;) そういう意味であのラストなのかなぁ…

直訳は“絶え間なく起こる”が妥当か。とりあえず免許証の裏の臓器提供欄を記入してみました。