KokiM

シン・エヴァンゲリオン劇場版のKokiMのネタバレレビュー・内容・結末

4.2

このレビューはネタバレを含みます

数年前からエヴァシリーズ(漫画アニメ含む)に触れた身ですが、とても満足。情報量が本当に多かった。

前半シーンがかなり好み。紅く包まれた世界の中の緑の村、とてもきれいだった。トウジ、ケンスケ、委員長が大人になって登場して心満たされた。生きてたんだ!そして、あの村で心情が成長するアヤナミレイがほんとたまらん。シンジは豆腐メンタルでイヤだったが、Qでの経験を考えれば妥当か。大人になった同級生に会っていろいろ感じたんだろなと同情した。でもレイアスカ達によって復活していくシンジもよかった。

後半はQっぽさが強かった。終盤除く戦闘シーンはいい感じだけど、エヴァ用語多くて雰囲気しかわからなかった(雰囲気でも十分楽しめた。)

後半のメタ的な表現はあまり好みじゃなかった。ミサトの部屋での戦いとか、撮影場での会話、原画を使った表現はあまり好みではなかった。撮影場のプレステコントローラー付いたカメラとか、撮影で使ったんだろうなぁとストーリーとは別のことを考えてしまって気が散った。

終盤、綾波レイが初号機の中で生きてたのも知れて心がポカポカした。ツバメを抱いていたことから、アヤナミレイも還元されてたのかな?そう思うと、あの村で生活も綾波レイということになったのかな、ポカポカや。アスカも、オリジナルに還元されたのかな。

エンディング、宇多田ヒカルほんと良き。beautiful worldをもう一度聴けたのも良かった。beautiful worldは自分が高校生の頃に出た曲だが、その頃はエヴァに興味がなかった。でもJPOPにハマってた頃で、宇多田ヒカルもたくさん聴いてた。beautiful worldも好きな曲の一つ。エンディングで聴いて昔のことを思い出した。エモい。

アニメや漫画から好きな人、新劇場版から好きな人、全員が満足する終わり方なんじゃないかと思う。

情報社会でネタバレに怯える日々も今日で終わり。IMAXで観れて良かった。YouTubeのエヴァに全然関係ない動画のコメントにネタバレ書いたお前は絶対に許さないからな。エンディングまでネタバレコメント忘れてたけど思い出してしまったわ。

追記.最後まで観て改めて言います。綾波レイ派です。
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