猫

シン・エヴァンゲリオン劇場版の猫のレビュー・感想・評価

4.0
面白かった!
以下、『破』しか観ていないエヴァ素人の感想です。

理屈とか理論とかどうでもいい、これは
ロマンチストでナルシストで寂しがりやのシンジの父の起こした、
自分の亡くしたものを取り戻す話。
自分のその望みの為に、息子も単なるマテリアルとして世界を壊す。
(えーん、解釈が間違ってたらごめんなさい😣)
そんな父に使われたからシンジは自己肯定感が持てない少年のままで……

最後の世界観、私にはモロ『2001年宇宙の旅』と被りました。
まーなんちゅうか
親にならないと大人にならないと思ってたけど
親になっても、大人になれないんですね、笑
私はこの映画から
親子とか家族の関係で煮詰まってる人達への
エールを感じました。
狭い世界で悩んでなくてもいい、外へ出よう、他人の中で働こう。他人の愛を貰おう、他人から教えて貰おう。
知らなかった、ありがとうも、さよならもおはようも、仲良くなる為の儀式とかも。
みんな他人から教えてもらえばいい。親なんて無くても。
変かな?
私は強くそう感じたのです。

エヴァが何号あって、どう違うのかとか、シトってなに?綾波さんて、誰?
で終わった『破』だったけど、今日、ラストを観て良かった!
最後少ーしだけ、新海監督を感じました(笑)

もうモヨコさん好き過ぎだね、庵野監督~!😆オチビサンが出てくるとは夢にも思わなかったよーん。

勢いに任せて書いた感想
言葉足らずでした。
親→大人
は生物学的な親
ではなく
精神的な親=つまりは、例えば犬や猫を責任もって世話する人→大人
という感覚で書きました。
という事は
シンジの父は、最初から生物的の親でしかなかった訳で
大人では、なかった
という事です。
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