hayato

シン・エヴァンゲリオン劇場版のhayatoのレビュー・感想・評価

4.6
個人的にはシリーズを気持ち良く締めくくった最終作だった。
前作同様、新しい言葉や怒涛の展開が続いていくが集中して見ていればなんとなくでも理解できる。物語に置いていかれても、最後には庵野監督が何をやりたかったかは分かるので心配ない。
世界系作品によく使われる「親と子の確執」がシリーズ作品の中でも特に描かれている。その中で、神話を模倣するような「親殺し」の作品として終わらせない所にエヴァらしさというべきか、新劇場版を作った良さの様なものを感じる。
TV版、旧劇場版を見ていればより楽しめるが、新劇場版の知識だけでも十分楽しめる。
最後に1つ不満を言うと、高畑勲リスペクトかは分からないが序盤30分がとても退屈だった。
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