Chip

シン・エヴァンゲリオン劇場版のChipのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

途中、また訳の分からないモヤっとした感じで終わってしまったらどうしよう…?と謎にハラハラしたのだけど、綺麗なエンドで安心した。

「さらば、全てのエヴァンゲリオン」というのが、まどマギを彷彿とさせるテーマだなと思った。
選ばれた存在である自分が犠牲になっても、今度こそはエヴァンゲリオン(まどマギなら魔女)のいない平和な世界を…という設定。

最初のうじうじしたシンジくん、「またかこの人は…」とこっちまで少しうんざりしちゃいそうになるけど、なんとか立ち直ったのを見て心底安心しちゃった。
冬月がパシャッと消えるところは何故か泣けた。この人は報われたんだろうか。

シンジくんが一人一人と対話して、心を解放していくところ良かった。

大人になったシンジくんの爽やかさと精悍さにドキッとした。最後のあれは実写なのかな。
マリエンドなんだね。綾波は母だし、アスカも合わないか。けどやっぱりマリは意外だ。

ロングヘアの綾波かわいい。もっと見たい。
ゲンドウのユイへの愛、言葉にして改めて聞くとすごい。唯一無二の存在だ。
大人になったケンケン、かっこいい。ちょっと加持さんみたいだから、アスカが懐くのも分かるかも。

エヴァの動きがなめらかで、昔のアニメより格段に実物っぽかったのが見ごたえあった。技術の進歩を感じる。25年もの間、夢を見せてくれてありがとう。
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