【過去に観た映画】216.3.16
キレのあるコメディかと思うと
ちょっと不思議なテイストの
哀愁漂う作品だった。
オリジナルのみの監督が
初めて原作ものに
挑んだので、監督の味付けが
個性的になってるのかな。
映画の中の虚構と現実世界が入り乱れ、あいまいになってて、なんかシュールでもある。
原作は短編になっているようだが、映画はそれをあえて一本に
つなげたのだとか。
四人の監督が登場し、現場毎に
撮影の雰囲気や監督のキャラが
違っておもしろい。
染谷将太の監督のシーンが笑えたけど、短いなあ。
亀岡の素の時、「死んだような目」を一貫してたと、やすけんが語っていたけど、ほんと、素の姿がなんとも言えない
雰囲気。
自主映画とか作ってる人は現場の雰囲気が、より面白く見られるかも。
マドンナはやはり麻生久美子。
こういう女性に男は癒され、
心ときめかせるんだよねぇ。
音楽は大友さん!
おもしろかった。
パンフの代わりにオフィシャルブック。
原作と映画の皮革や、実際の脇役にもインタビューし、読み応えたっぷり。
完成シナリオも掲載。