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ぼくの伯父さんのikumiのレビュー・感想・評価

ぼくの伯父さん(1958年製作の映画)
4.2
完璧で美しい色と構図、街ゆく人や犬たちが音に合わせて動いているかのような音楽は何度観ても惹きつけられる。チャップリンやmr.ビーンに並ぶコミカルなおじさんキャラクターが笑える。
平面的な絵作りは現代のおしゃれ映画代表監督ウェスアンダーソンが頭をよぎるけど、ジャックタチはもっとずっと俯瞰的だと思った。人の温かさはあるのに1人の人間にはフォーカスしない冷静さ。いつか他人といることに疲弊してしまった人がいたときにおすすめしようと思った
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