インド映画のピュアさには毎回心奪われ、あわよくば「うふふ」などと笑って観てしまうのですが、今回ももれなく誰の胸にもあるピュアハートが疼いて止みません。
もうさオープニングからダメです。川から腕一本で赤子を守り絶命する母。いや無理無理無理って思いと、純粋な覚悟の美しさに見惚れる思い。早速インドに心を鷲掴みされます。
そこからはもうお決まりのウフフあははな展開ですが、なんだろう、シーンひとつひとつが美しいんですよね。
日本やハリウッドが客の心を掴むために掻き乱すのに対して、インドはいかにピュアであるかで心を掴もうとしてきます。刺青のシーンとかもう無理。好き。
そんでなにこれ、こんな展開こんな終わり方なんてありですか！ちょっとずるいですよまるでロードオブザリング。そういうことか。
ずるいですが観ますよもう心掴まれてますし。よかったです。
