2022年94作目
愛、愛、愛。
本作の良さは「動」であり、
主人公2人が制御出来ない激しい感情に
終始、突き動かされ動く(暴れる)姿に、
見ている側は釘付けになってしまう。
特に花火のシーンは大袈裟ではあるものの、
2人の感情の爆発が画面全体を通して
こちらに伝わってきて圧巻でした。
ただ純愛かと言われると疑問が残る。
自分本位の主人公(男性)の言動(愛情)は、
果たして純愛と言えるのだろうか?
不器用な、不誠実な愛を純愛と言うかは、
人の恋愛観に左右されるかもしれません。
愛って難しいなと思わされる作品でした。